2010年11月2日火曜日

toratanuプロデュース!!!フランスワイン会ツアー!2011年2月募集開始です!(5)ジョゼフ ドルーアン編

(1)/(2)/(3)/(4)/(5)/(6)是非!(1)から順番にご覧ください。

突如として現れた名門ドメーヌ!
ティボー リジェ ベレールにて
大変有意義な樽試飲をさせて頂き、
また一つ素晴らしい思い出を胸に刻み込めた。

渡仏以来、事前に予約した列車は、すべて反故にされ
しかし、なんとかここまで乗り切ってきた。
明日は、朝9時にもう一つのメイン訪問先、
ジョゼフ ドルーアン伺う予定。
しかし・・・13時58分のディジョン~パリ・リヨンのTGVが
運行していないと、帰国の途に着けない。
(片側で、店のパーティは任せ、もう1~2泊していくか・・とも)
ボーヌ駅に確認に向かう。
駅には同様の不安な顔がいくつも・・・

幸い、15日(金)のせいか?初めて予定通り運行!
まずは一安心。
ボーヌへ戻り、来年のツアーでワイン会予定の
Ma Cuisineへ向かう。
この店は、地元客でいつも賑わい、古酒も豊富で、
かなり狙い目な店!
予約の19時半少し前だが、既に何組かの客が
楽しそうに語らっていた。
10名ほどの日本のインポーターのグループもいて
美味しいネの連発をされていた^^

着席し、シャンパーニュを飲みながら、
ワインリストと睨めっこ!
明日伺う、ジョゼフ ドルーアンの
ピュリニー モンラッシェ レ フォラティエール76年を見つけ
オーダー。
30年超えの古酒だが、未だ構成がしっかりしている。
155Euro
兎のテリーヌ
フォラティエールといい感じのマリアージュ
地鶏のスパイシー焼き
温度が上がり、カラメルチックな旨味を放つ
フォラティエールといい相性!
デザートのチョコレート&アーモンドケーキ

客がどんどん入れ替わり、
相変わらず絶好調な店内。
ハーブティで〆、ごちそう様!

こちらのお店は、ご主人がサービスを担い、
奥様が料理を担当。
ワイン屋さんも併設しているが、現在はほとんど営業されていないよう。
隠し持たれているであろう、レアワインは・・・!
徐々にご開陳ということで^^

今日の予定も滞りなく何とか終了し、
ホテルへ戻る。
熊田さん本日も有難うございました!

部屋に戻り、シャワーを浴び、本日の〆シャン!
仕事の?後のシャンパーニュは格別!
(って・・いつも格別ですが(^^)
ローラン ペリエを飲みながら、明日のドルーアンとの
交渉を反芻する。

ドルーアン社は、一般の客の受け入れをしておらず、
事前の交渉でここはクリア!
しかし、”テースティングブッフェ”は、ピシャリと
断られ、意気消沈(^^;
しかし、諦めません^^
まぁ、思いのたけをぶつけよう・・・

おやすみなさい・・・

15Octobre,2010.

モーニングコールを頼んでおくも、
7時少し前には起床。
美味しい朝食を頂き、熊田さんのお迎えまで、
ちょっとお散歩。
今日も天気がよく有難い^^

開店の早い、シャルキトリー”ヴォッソ”で
美味しいサラミを買う、レジ脇に
乾燥モリーユも見つけ!購入^^

そろそろ時間なので、部屋に戻り
荷物をまとめ、チェックアウト。
ほどなく熊田さんが見え、大荷物を
トランクに積みドルーアンへ。
といっても、ドルーアン本社まで徒歩2分^^
ジョゼフ ドルーアン社の本社建物は、
13世紀に建てられたもの!
めちゃクラシックです。
レセプションに伺い、旧知の輸出部長トーマス氏と再会。
早速カーヴへ案内される。

カーヴ入口へ向かう途中の、ワイン博物館入口
ここもドルーアン社所有の13世紀の建物だそうです。
そしてここが、11世紀に造られたカーヴ入口
ナント!もとフランス国王のカーヴで、
ここからヴェルサイユ宮殿にワインを運んだそうです!
カーヴ入口の部屋
100歩譲って、ここでテースティングブッフェは?
・・・あとで交渉しよう^^
いよいよ、元フランス国王のカーヴへ!
手振れのためより一層幻想的です(^^;
いい感じの古酒ですね^^
こういうの大好きです^^!
トーマスの手にしているのは、
ボンヌ マール59年!!!
檻の中ですが、ここでも少人数のテースティング可能です。
つい最近判明したことのようですが、
明りのついている壁面をブラシ掛けしたところ、
床から1.8mのところまでは、2世紀にローマ人が
積み上げた石灰岩だそうです。
その後10世紀までに残りが積み上げられたのだそうです。
かつて、ボーヌの町は、このカーブの床のところが地面で、
川の氾濫などで、地上がだんだん上に行ったそうです。
いや~~正にロマンですね!
ここも少人数のテースティングOK!
そして、現在のメインのテースティング部屋
前回伺った時もここで大テースティング大会が行われました。
壁面にある、コートドールの鳥瞰図です。
ワインの神様
サンヴァンサン像
この画像は、テースティングルームの天井ですが、
かつて、この上に「議会」と「裁判所」があり、
ブルゴーニュ大公も月二回裁判に出席していたそうです。

さて、前回同様、一通りの説明を受け・・・
正に、交渉のテーブルに着きます!
トーマスは、toratanuにもお越し頂いたことがあり、
弊店のコンセプトはよくご存知です。

来年より企画する、toratanuフランスワイン会ツアーの
趣旨を説明し、ご参加頂くお客様に、
スペクタクルのあるツアー実現のため、
なんとか、ブッフェランチをお願いしたいとぶつけ、
ポル ロジェでのお抱えシェフによるテースティングランチ、
ジャック プリュールによる、モンラッシェ畑でのテースティングピクニック、
が確定したことを伝えると、こちらをご覧ください。
と促され、隣の部屋に。(画像失念ですが・・)

ナント!隣の部屋には、充分過ぎる「厨房」が存在していました!
「実は、この厨房で、レストランの出張料理を受けることができます。」
エッと!また”アリエナイ!”ことが起きました^^

年一回か、二回であれば、日頃の感謝をこめ、
ドルーアンでお客様に一日お楽しみ頂きたいと思います。
勿論、食事の経費はみて頂きますが、醸造所・カーヴ見学の合間の
ブッフェランチテースティング、クロ ド ヴージョ、オテル デュー見学
そして、ディナーはここで、★付レストランによる
出張料理サービス!きっとお客様には喜んで頂けますよ^^

正に開いた口が塞がらない状態です^^

ポル ロジェもそうですが、ドルーアン社位の名声のあるメゾンは、
きっと考えられないような超VIPが来訪することがあり、
そのような時用に、ある時”貴賓室”を設けるのですね。
知らない世界を垣間見た気がした瞬間でした。

排他的と言われるフランス人が、信頼関係構築後に
”凄い豹変”をする、再びその事実の当事者となりました^^
交渉が成立し、
テースティングルームを上がった部屋が、
本社レセプションでした。
(画像奥の扉が、カーヴへの入口)
トーマスにお土産の”アートの盆栽 松”を手渡すと、
大きな体をゆすって喜んでくれました。
ナント!お父様の趣味が盆栽だそうです^^
いや~とってもラッキー!
毎年一つずつ増えますよ^^って。
この大きさの違い!
前回渡仏の際、シャブリの丘で
グジェールを食べながらテースティングをしましたが、
トーマスは、ワインのフォイルを、ぎゅっと握って
はずし、皆を驚かせていました。
なんという、握力!
以来、挨拶は渾身の力を込めた”握手”です。
(きっと彼はかなり手抜きの握手でしょうが(^^;)
交渉成立の渾身の握手^^

丁重にお礼を申し上げ、ドルーアン社を辞しました。
トーマスどうも有り難う!
帰ってまた、頑張って販売するね^^

又もや、満塁ホームランを出会いがしらに打ってしまいました^^
有難いの何乗だろう?^^

ご機嫌で、熊田さんのプジョーに乗り込み、
コート ド ニュイの銘畑の写真をさっと撮りに行きます。

では、次回、コート ド ニュイの銘畑~ディジョン~帰国編です^^

(1)/(2)/(3)/(4)/(5)/(6)是非!(1)から順番にご覧ください。

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