2010年10月29日金曜日

toratanuプロデュース!!!フランスワイン会ツアー!2011年2月募集開始です(3)ブルゴーニュ・ジャック・プリュール編

(1)/(2)/(3)/(4)/(5)是非!(1)から順番にご覧ください。

ポル ロジェに後ろ髪を引かれつつ、
次の目的地、ブルゴーニュ・ボーヌへ向かう為
エペルネからタクシーを飛ばしランスへ戻り、
17:15のTGVでパリ・東駅、ここからパリ・リヨン駅へタクシーで。
何とか、本日中にはボーヌに着きそうだ(^^;
予約をしたレストランはキャンセルをし、
今晩の飯は、リヨン駅のバゲットサンドウィッチとシャンパン^^

ここから鈍行列車で3時間半(^^;
せめて待ち時間は、CafeでChampagneを飲みながら・・・
鈍行Terにはトイレもなく(^^;
19時13分この列車に乗り込む。
乗客の顔に、ストの疲れがありありと出ている。
(58歳定年を伸ばそうとする政府に反発してのスト)
フランスは日本より精神的にも豊かかも。

長い長い列車の旅もようやく終わり、ディジョンに着。
ディジョンからは熊田さんのマイカー(プジョー)で、
本日の宿泊ホテル、Le Cepへ向かう。
23時半、やっと目的地へ。
熊田さんは自宅へ帰られ、「大変お疲れ様でした」
「明日も宜しくお願い致します」

バーでシャンパーニュを二杯飲み、人心地。
瓶をそのままもらい、部屋へ。
リヨン駅で買った、バゲットサンドでディナー。
長い一日が終わる。

14Octobre,2010.
寝心地のいいベットでぐっすり^^
7時に元気に跳ね起き、朝食へ
ドルーアンのブルゴーニュ・ルージュが朝から出番を待っています^^


ここのクロワッサンは大変秀逸で^^嬉しい
カフェオレ二杯と、フレッシュオレンジジュースで
今日も元気!
オレンジジュース絞り機
上から丸ごとオレンジを投入し、
スイッチを入れるとハイ出来上がり^^
熊田さんのお迎えまで少し時間があるので・・
ホテル内をパチリ
暖炉にはもう火が入っている

昨晩お世話になったバー

瀟洒な中庭

ボーヌNO1ホテル、”ル セップ”のファサードです
昨晩伺えなかった、ロワゾー デ ヴィーニュ
ロマネ コンティもグラスで飲めます^^
以前も利用した、美味しいシャルキトリー”ヴォッソ”
サラミが秀逸!です
まだ少し時間があるので散歩をすることに
すぐ近くの学校、みんな元気に登校しています^^
オスピス ド ボーヌです
ここの見学は必須ですね!
ボーヌの買い物の中心、カルノ広場

そろそろ時間なのでホテルに戻ると間もなく
熊田さんのお迎え。
「ボンジュール」
今日も宜しくお願い致します!

今日の予定は、
10時ドメーヌ ジャック プリュール
(ムルソー、ピュリニーの畑をたっぷり見学させて頂きます)
13時
(ペルナン ヴェルジュレスのレストラン ル シャルルマーニュ
マダムが日本人の人気のレストラン)
15時半
(ニュイ サン ジョルジュのドメーヌ ティボー リジェ ベレール
樽試飲をさせて頂きます)

9時にホテルをスタートし、訪問前にピュリニーを中心にした畑の写真を撮りに^^
シャサーニュ モンラッシェまで南下し、
ミッシェル ニエロンさんのご自宅前でパチリ
toratanuレア!ワイン会の常連の超秀逸ドメーヌですが、
今回はここまで。
モンラッシェの畑に行き、まずはルフレーヴ
マニア垂涎のルフレーヴのモンラッシェ畑

後程伺う、こちらも超!秀逸なモンラッシェを造る
ドメーヌ ジャック プリュール
手入れが大変行き届いています
こちらは、ドメーヌ テナール
こちらは、完全復活したブシャールのモンラッシェ
10月23日(土)の仏鳩会でも97年物を出展いたし
大変ご好評を頂きました^^
こちらは、シュヴァリエ モンラッシェへ上がっていく
角に位置するモンラッシェ、
ドメーヌ マルキ ド ラギッシュ
(ドルーアン社が栽培・醸造・販売まですべて手掛けています)
道をあがった突き当りのシュヴァリエ モンラッシェです
霊気漂う、シュヴァリエ モンラッシェ
秀逸な一級畑、クロ カイユレ
大好きな一級畑、クロ ド ラ ガレンヌ
ムルソー村との境にある、
ピュリニー モンラッシェ1級レ コンベット
ジャック プリュールが、筆頭の作り手だと
強く思っております^^
手入れも行き届いたコンベットは綺麗に色づいています。
正に”コート ドール”!
毎年、2樽しかできない希少畑

そろそろ約束の時間なので、ジャック プリュールを訪ねる
大ドメーヌで、敷地が大変広く伺う場所がわからないので
駐車して訪ねてみる。

醸造責任者のグットフォアーさんが見え、早速白用カーヴから拝見
1898年ドメーヌ設立

画像は、昔の圧搾機、現在は空圧式の最新機を使用
カーヴの壁面
綺麗に整えられたカーヴ内
壁面は5年に一度徹底的に磨き、
床の砂利は3年に一度すべて入れ替えるそうです

当たり年2009年のモンラッシェの眠る樽
2009年は10樽仕込めたそうです
週一回注ぎ足し(ウイヤージュ)を行い
その度ごとに、樽口の殺菌を行うそうです

そこに、栽培長のダニエルさんが見え、
車で畑見学に!

ダニエルさんの運転で、まずモノポールの畑
ムルソー クロ ド マズレーへ向かう
文字通り、塀に囲まれた3haの単独所有の畑で
元、メジエル修道院の所有でこの名前がついたそう。
樹齢35年の立派な葡萄樹
道路の向こうは、右がグットドール、
左がペリエール!
美味しそうです^^
摘み残しの、希少なムルソーの赤用ピノ
甘くておいしかったです^^
2樽しかできない、ペリエールの石碑
間もなく植え替えするペリエールの畑の穴で
土壌の説明をして頂きました
表土から、25cm位で石灰岩の薄いプレートが
ミルフィーユのように重なり、ペリエールの根は、そこを縫うように
伸びていき、美味しいミネラルをたくさん吸い上げるそうです。
掘り出した、石灰石を一つ頂きました^^
ダニエルさんは、土のにおいを嗅ぎ、
「ほら、腐葉土の良い匂いがするでしょ」
「ぎゅっと握っても、さらさら!こういう土を作りたいのです!」
正に、栽培長の、我が子への尋常でない愛情表現です^^
整然と植えられた、元気なペリエール!


貴腐化したペリエール
甘く濃密で美味しいですが、
ペリエールには、いらない!とポイ!
ペリエール畑で記念写真!
成熟していない、ペリエール
酸っぱかったです
いよいよモンラッシェに移動
樹齢35年を超える、モンラッシェの樹
樹齢の高いものは、50~60年だそうです
ダニエルさん自慢の、モンラシェの
さらさらの土
「私たちはこの為に努力をしています。微生物も喜んでいます^^」
他と全く違う土壌で、塩分が多く、ヨードも多いとのことです
思わず口に含むと、かすかに塩分を感じ、腐葉土の余韻がありました^^
モンラッシェの門の前で記念撮影
狭いながら、モンラッシェを東西に所有している
ジャック プリュールの一番西(地図上)の
隣にある空き地!
一本の木は、アーモンドの木で、毎年2月フランスで最初に花の咲く
木だそうです。

ここからが本題!
ダニエルさんの提案で、来年のツアー時、
このモンラッシェの畑の傍らで、
ナント!ピクニックを行います!!!
モンラッシェでピクニックなんて夢のようだと思いませんか?^^
是非一緒にピクニックしましょう!
ピクニックの場所の隣のモンラッシェ畑です
天気が良いといいですね^^

シュヴァリエ モンラッシェへ移動です

清楚なシュヴァリエの畑
シュヴァリエから、モンラッシェをのぞむ
シュヴァリエの美しい石灰岩
持ち帰りました^^
同プレート
正に石ころだらけ!
あの”熱き石の喘ぎ”はここから出てくるのですね

ピュリニー モンラッシェ レ コンベットへ移動
軍隊のように整然と並んでいます
枯れている木は、「エスカ病」にかかったコンベット
人間でいうと、心筋梗塞だそうで、
樹液が上がらなくなり死に絶えるそうです

コンベットの土は、
今までの3つの畑(ムルソーペリエール・モンラッシェ・シュヴァリエ)
と違い、粘土が混ざり、握ると固まる土だそうです
味わいに丸みがあるのはそのせいだそうです
コルトン シャルルマーニュも同様だそうです

ドメーヌに戻り、赤用醸造所、カーヴを拝見
整然と並ぶ赤用発酵樽
毎日テースティングを行いチェックをしているそうです

赤用カーヴへ
赤用カーヴ、グランクリュ新樽100%、他は33%
麗しの古酒?
テースティングルームで、赤白4種類ずつ
テースティングをさせて頂きました

ボーヌ 1級シャンピモン08年
ボーヌ 1級シャンピモン07年
ムルソー クロ ド マズレー08年
ピュリニー モンラッシェ1級レ コンベット08年

ボーヌ1級シャンピモン08年
ボーヌ1級シャンピモン07年
ボーヌ1級グレーヴ08年
クロ ド ヴージョ08年

総じて、純粋で深みのある旨味が印象的でした
しかし、こんないい酒、寝かしてから飲みたい(^^;
「古酒屋の性です(^^;」

テースティングルームで記念撮影
とても親切にご案内頂き、感激しながら駐車場へ
敷地内の森に向かい、ダニエルさんが「パン!!」
と手を叩くと、一斉に鳥たちが飛び立ち、
「ヒッチコック」に。

ささやかなお礼に、京都菱屋の薄焼き手焼きせんべい「うすばね」と
高知馬路村の「ゆずこしょう」を差し上げ
お別れいたしました。

ダニエルさん!グットフォアーさん!
本当に有難うございました。
直近のワインリストに、早速シャンピモン赤・白
入れさせて頂き、一生懸命販売させて頂きます^^

予定を一時間半以上過ぎ、お忙しい中、
大変恐縮いたしました。
今から、予約のペルナン ヴェルジュレス”ル シャルルマーニュ”に
向かいます。

次回、toratanuプロデュース!!!フランスワイン会ツアー(4)
ブルゴーニュ・ティボー リジェ ベレールをご覧くださいませ
頑張って間もなくアップいたします。

(1)/(2)/(3)/(4)/(5)是非!(1)から順番にご覧ください。

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