2012年4月12日木曜日

ルイ ジャド社、天才醸造家ジャック ラルディエール氏と一緒にフランスでテースティングを楽しむ!

9Avril,12.
ルイジャド社の天才醸造家、ジャック ラルディエール氏が来日し、
ホテル オークラにてセミナーが開催されました。
同氏は、1970年入社し、故アンドレ ガジェ氏の下で醸造家として働き始め、
メキメキ頭角を現し、80年代半ばには既にフランスのカリスマ醸造家の一人として
認知され、90年代以降同社の最高醸造責任者として活躍されています。
本年2012年末に現役を退かれ、顧問として今後も関与される予定です。

toratanuフランスワイン会6月、8月ツアーでは
同社を訪問いたしますが、6月ツアーの際にはテースティングの際
ご一緒頂けるそうです^^

そんな訳で、本日ご挨拶も兼ねセミナーに参加致しました。
彼を一言で表現すると・・・
”情熱の学者”!
という感じでしょうか^^
その語り口は熱く、説得力があり、思わず引き込まれます。
同社のフラッグシップ、シャンベルタン クロ ド ベーズのある
ジュヴレ シャンベルタン村の畑の話では、
遥か古(いにしえ)、1世紀頃の地殻変動により形成された畑の原型の話から、
「畑のエネルギーの違いが、素直にアロマに現れる。」
このテロワールの叫びを耳を澄ませて聞き取り、
手いじりなく、素直に反映させていく醸造、正に”テロワールの詩人”
その土のエネルギーを如何に引き出すことができるか?!
葡萄樹が懸命に根を深く深く伸ばし、土壌の持ちうるエネルギーを
吸収し、その果汁からのメッセージをワイン造りに反映する、
最も自然な形の営み!
それは”カタゴリズム”!
下にあるものが上の土に主張する。
1970年入社以来42年間、一貫したポリシーを掘り下げてきた軌跡。
その結果、1970年当時の販売量3500hlが、
今や、75000hlという、20倍以上の実績となり、
世界中のワインファンを熱狂させている。
また彼はこうも言った!
「赤ん坊の頃、”動くアヒル”に興味を持ち魅かれたように、
良いワインを飲みたいという欲求は、正に”人間性の根源”である。」
と。!

彼は大変早口で、翻訳の女性もさぞ、ご苦労だったでしょう^^
この6月のツアーでは、
もっと少人数で、彼の”情熱の学者”たる魅力を
しっかり受け止め、価値ある「テースティングセミナー」にしたいと思います。



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