2011年6月27日月曜日

toratanuフランスワイン会ツアー *2.ボーヌ一つ星 ロワゾー デ ヴィーニュでワイン会&ドメーヌ ジャック プリュールで大盛り上がり!!!!編

7Juin,2011.

ポル ロジェでの素晴らしいワイン会(シャンパーニュ会^^)を終え
ノワイエル社長のお見送りを頂き、専用バスで出発です。
ノワイエル社長、本当に有難うございました!

フランスのお天道様がまだ高いうちから、既に夢見心地^^
皆様良い夢見ながら、ボーヌに向かいます。
3時間半程度の行程も、あっという間にボーヌ着
早速ホテルにチェックインし、今晩のワイン会開催場所
一つ星レストラン
”ロワゾー デ ヴィーニュ”

三ツ星レストラン
”ラ コート ドール”
のオーナーシェフ ベルナール ロワゾーが亡くなり
未亡人が改名
”ルレ ベルナール ロワゾー”として
現在でも圧倒的な評判を維持している。

”ロワゾー デ ヴィーニュ”はボーヌ一のホテル
”ル セップ”のファサード脇にあるレストランで
*
 *
未亡人がもう少しカジュアルに使えるレストランとして立上げ
70種類のワインがグラスで楽しめるレストランとして
ヨーロッパ一を誇っています。
突出しは”グジェール”
ブルゴーニュの定番です。
リュリ プルミエ クリュ '04エリック ド シュレマン
グリュイエールチーズでコクを纏ったパイ生地が
切れの良いコート シャロネーズの銘酒とマッチング。
そら豆のスープです。
瑞々しい青さにクレームが相まって、
こちらも冷えたリュリーといい感じです^^
たっぷりのフォワグラのテリーヌ
アンズのチャツネ添え
ピュリニー モンラッシェ シャン カネ'08シャトー ド ムルソー
未だ若いながら、菩提樹の熟した花を思わせる蜜の芳香と
フォワグラのまったり感、そして上品な甘さの杏のチャツネが
かりっと焼かれたバゲットのトーンとドンピシャ!
幸せです~~~^^
ブッフ ブルギニョン(36時間煮込み)
郷土料理ですね^^低温で一日半煮込んだ逸品!
ほろほろと崩れながら美味さが広がります^^
ワインは赤に変わり、
コルトン グレーヴ'98ルイ ジャド
程よい熟成のグレーヴの旨味成分と、
フォンドヴォーがぴったりですね^^
美味しい~~~^^

チーズは・・・
手前から、ブリアサヴァラン、デリスドポマール、エポワッス
ここでワインは、ジュヴレ シャンベルタンVV'08ウーベル フレールに
変わりました。
若々しいはち切れんばかりのジュヴシャンですが、古木の為
深みも兼ね備えている優れものです。
2本のワインがあっという間に空き、
〆の一本は・・・
クレマン ド ブルゴーニュ ロゼ
ヴィットゥー アルベルチ
知りませんでしたが、有名なクレマンだそうです。


デザートはオペラです。
甘さが控えめですので、ロゼでも何とかいけます^^
皆様ご満悦そうですね^^
既に3回目のワイン会となります。
昨晩、今日の昼と「強制シャンパン三昧」でしたので
スティルワインが召し上がれてホッとされた笑顔なのでしょうか^^
(今晩も14名/10本)です^^

ハーブティーは”菩提樹”です。
今街のあちこちで、菩提樹の花が狂喜乱舞状態です^^
甘~い蜜の香りプンプン^^です。
ボーヌ初日の晩、良い夢をご覧下さい。


8Juin,2011.
爽やかに目覚めましたが・・・
気になる空は”曇天”時折”雨”
あ~~~!
今日はモンラッシェでピクニックなのに・・・

本日の最初の訪問先にして、且つ今回のメイン訪問先の一軒
綺羅星のごとくの名畑を所有される、
ドメーヌ ジャック プリュール
多くの名門ドメーヌ同様、70年代~80年代にやや調子を落とし
(最も、toratanuはこの不調期の85年のモンラッシェで
10年前大感動いたしましたが・・・^^)
90年代に入り大復活!致しました。

レセプションに伺い、オーナーのマルタン プリュールさん
にご挨拶致しました。
ナント!ご案内をオーナー自らして頂けるそうです。
(toratanuでは大して販売していないのに(^^;)

綺麗に整えられた、赤ワイン用の発酵場です。
ミュジニ、シャンベルタン等、至宝が生まれる処です。

オーナーにお話を伺っている所に、
オー!有名なナディア ガブリン女史がご挨拶に
お越し頂きました^^
同ドメーヌの醸造責任者でいらっしゃいます。

女性最初の「最優秀醸造家賞」を受賞され、
且つ、熊田さんとは同窓だそうです^^

toratanuはつい先日、ナディアさんの造られた
Montrachet'97で大変感動したばかりで
そのことを早速お伝えいたしました。
(通訳の熊田さんを通し(^^;)

こちらは今大忙しの瓶詰めラインです。
大当たり年2009年が順次詰められて行きます。

地下カーヴのテースティングルームで
コートドールの鳥瞰図でテロワールのご説明を
お聞きしています。

間もなく始まるテースティング・・・
何やら、間違いのような凄いボトルも並んでいます・・。

エッ!ミュジニです!!
これ生産量600本しかありません。
なんでだろう?信じられません??

左から、ボーヌ プルミエ クリュ シャンピモン'09
ヴォルネ プルミエ クリュ サントノ'09
コルトン ブレッサンド'09
ミュジニ'09

昨秋こちらに訪問し、今回の話が進んで、
何か販売しなくては!
と、ボーヌ シャンピモンの2007年を11月から販売開始しました。
今まで、ボーヌの古酒では何度も感動したことがありますが、
近年物では一度もありませんでした。
しかし・・・!
このボーヌ シャンピモンは、市場に迎合した
「造りました感」が全くなく、純粋な果実味と
豊富なグリセリンで、販売当初から
多くのお客様の心を掴み、07年をすべて売り尽くして
しまいました。
船便の08年到着まで、品切れです(^^;

ボーヌ シャンピモン'09
充分に熟した黒系果実、とてもスパイシー
ヴォルネ サントノ'09
こちらは赤系果実で、しなやかな印象
コルトン ブレッサンド'09
流石特級!手強いです^^
スミレの香りが顕著で、とてもタニック!
ミュジニ'09(年産600本の超稀少品)
当然若いながら、とてもフローラルな感じ
一杯に抱えた花束!
30年後の雪景色には・・・
この後、クロ ド ヴージョのバレルテイスティングさせて頂き
粘土質土壌からの大変タニックで厳しい表情

今度は白ワインのテイスティングです^^
ボーヌ シャンピモン'09
白い生マッシュルームを頬張り、
サクッと!噛んだ時の芳香^^
ムルソー クロ ド マズレイ'09
熟したかりんのしゃりしゃり感
ピンクグレープフルーツの果実感
ピュリニー モンラッシェ レ コンベット'09
ピュリニー モンラッシェ レ コンベット'08
今街に漂う、菩提樹の香り^^完熟りんご
流石フィネスに溢れています

'08は、やや馴染んできていて、充実感が漂う。
こちらのコンベットは素晴らしいですね^^
ナント!モンラッシェ'09までお出し頂きました^^
毎年900本しかリリースされない、幻のワインです。
(因みに・・・日本では外税80000円です)

当然まだ、十数年経たないと理解できない
極上酒ですが、すでにあのトロミを有していました^^
グラスを揺らしていると、ラノリンが顔を出しました^^
こちらも30年後!・・・

なんで?こんなに良くして頂けるのだろう?
ボーヌ シャンピモン ルージュをちょっぴり
販売しているだけなのに・・・??

そんなことを思いながら、悪天候の為
モンラッシェ畑のピクニックが取りやめになり
ゲストハウスにてのブッフェランチに。
前回この道を歩いた時、左の森の前で
栽培責任者のダニエルさんが”手をパンッ!”と
たたくと無数の鳥が一斉に飛び立ち
「ヒッチコック」状態になりました。
緑が一杯ですからね^^
ワインも空気も美味しいです^^

いよいよブッフェランチです。
皆さんお腹もすかれたでしょうね^^

スタートから大盛り上がり!です^^

こちらのチームは、池川先生の奥様の
卓越した英語力でコミュニケート致しました^^

シュリンプカクテル等ですね^^
ボリュームたっぷりのサンドイッチです^^
生ハム良い色ですね^^

こちらは、ジャンボン ペルシエ(美味しい郷土料理)
&フォワグラ・マカロン等です^^
とってもバラエティなフィンガーフードです^^
グジェールも飛び切りでした^^

農家製のチーズ盆ですね^^

デセールも充実してます^^
ムルソー クロ ド マズレイ'07
ピュリニー モンラッシェ レ コンベット'07
ヴォルネ サントノ'07

ゲストルームでの快適なブッフェランチを過ごすうちに、
天候も持ち直し、最後の締めのワインは予定通り
モンラッシェ畑で!
ということで、専用バスに乗り移動いたしました。

もう、皆様かなり良い気分^^!
はしゃいでもOKですね^^!!
最初の畑は、同家のモノポール(単独所有)
ムルソー クロ ド マズレイ

Clos(クロ)に囲まれた、3haの名畑です。
(一部ムルソーの赤もあります)

そして いよいよ麗しの”モンラッシェ畑”に到着です。

テロワールと栽培ポリシーのご説明を丁寧にして頂きました。

モンラッシェの赤ちゃんです^^
3ヶ月で見違えるように成長します。

ピクニック予定地に到着です。
今回のサプライズ用に、このシュヴァリエ モンラッシェ86年ジャック プリュール
を日本から持ち込みました。
無謀は承知の上ですが、フランスの宅配事情から
致し方なく(^^;
でも良い色でしょ^^

ホントはモンラッシェが良かったのですが、指名代打です^^

マルタンさんも喜んで下さいました^^

皆様の奥の木がアーモンドの木です。
この開放感!最高ですね!!

アーモンドの実を添えて

皆様満面笑みの記念撮影です^^

シュヴァリエ モンラッシェの畑にもお連れ頂き、
先ほどの1986年の余韻を楽しみました。
帰りは、畑の中をズカズカ通り、
(生産者と一緒でなければ出来ない相談です^^)
バスまで戻りました。

途中に咲き誇っていた、清楚な”野薔薇”です。

マルタンさんには長時間お付き合い頂き、
大変恐縮致しました。
余りにも意外なご接待を受け、重ね重ね有難うございました。
皆様の日々のたゆまぬ努力により、
驚愕の品質を維持できている事実を拝見し、
より自信を持って販売に努めようと思いました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。




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